2015.10.28 Wednesday
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い ろ な ぶ りtsubaki rocka
2009.07.22 Wednesday
白雪姫
昔々、わたしたちのおばあさんの、そのまたおばあさんのおばあさんのころのお話かも しれません。あるところに、静かな森と澄んだ湖に囲まれた美しい土地がありました。 領主様は強く聡明で、次に領主様になる若様は美しく、立派な青年でした。 23歳になる若様には、7つ年下の可愛いお嫁さんがいました。 誰もがうらやむ、雪のように白く透き通るような肌に、冬の闇夜のような深い漆黒の髪。 微笑めば頬に春の花が咲き、その唇はまるで血のように鮮やかで、若様はたいそうお気に 入りでした。 人目見れば誰もが虜になってしまうそのお嫁さんは「白雪姫」と呼ばれていました。 若様は白雪姫を、それはそれは愛していました。白雪姫も若様を愛していました。 二人は仲睦まじく、二人並ぶ姿は屋敷に仕える者たちの羨望の的でした。 若様が春の森から幼い白雪姫を連れて屋敷へ帰ってきたのは、8年前のことでした。 少女だった姫はいつしか美しい女性へと変わり、深い悲しみと戸惑いを映していた瞳は、 愛と幸せの瞳へと、輝きを変えてゆきました。 若様は、今でも幼い姫の可憐な姿を思い浮かべ、懐かしんでいました。 若様は白雪姫を初めて見た日のことを、きっと一生忘れなかったでしょう。 若様の心には、今より白く血の気のない、幼い白雪姫の細い足首が焼き付いていました。 「かがみよかがみ、かがみさん。この世で一番美しいのはだあれ」 白雪姫はお母さんがよくやっていたと言い、時々鏡にむかって声をかけました。 もちろん鏡は答えなど返してはくれませんし、白雪姫も答えのないのはわかっていました。 それでも白雪姫は鏡に声をかけました。特に、若様がでかけて帰ってこない日などは日に 何度もこの不思議な言葉を鏡に投げかけました。 そして若様の帰らない日は決まって、その美しい顔を鏡にうつしながら首をかしげて、 不思議そうに自分の顔を眺めるのでした。 「白雪姫、世界で一番美しいのはお前だよ。」 領主様は首をかしげる白雪姫に、いつも優しい言葉をかけてやりました。 白雪姫は領主様の言葉を聞くと、とても安心することができました。 「白雪姫、お前は本当に美しい。息子は世界で一番の幸せものだよ」 白雪姫は優しい領主様が大好きでした。 つづく 2009.07.18 Saturday
精神が貧血
人間関係というしがらみにおびやかされているような気分が続き、ちょっと疲れやすくなってきました。
もともとからっぽなのでそんなに辛くないけど、体力が落ちました。 そういうときってほんと、自分が悪い。 自分のからっぽかげんに気づいたときから、これまで見えてなかったいろんなものが急に大きく見えてきて、目をつぶっても頭の中に流れ込んでくる。 絶好の転換チャンスではないか!と思うけど疲れやすくてだめです。 まずは体力を取り戻そう! 没個性に突入。 大事なことがひとつある気がしたし、どうでもいいことがすごく増えました。 おととい、病んでいたら鏡の中の自分の顔がゲシュタルト崩壊しました。 「お前は誰だ!」 知らない誰かがお化粧していました。 あんまりにも気持ち悪くてゾクッとした。 青白い顔をして、目が異様に離れてた。 人に認めてもらいたくて行動している自分に自ら気づいてショックでした。 きぐるみを脱いだ気分です。 あんなことはきっと最初で最後でしょう。 からっぽに気づいたら手の中に何もなくなって清々しました。 ばぶばぶ。 今産まれました。 おめでとう! おめでとう! 2009.07.13 Monday
柘榴
ただ恋の熱にうかされて あなたの帰りを待っている その背中にどんな嘘と堕落があっても 盲目のわたしなら へいき この胸からあなたの体温が離れるくらいなら こんな理性 こんな精神 無くしたって へいき 人は堕ちる わたしも堕ちた 赦してあげる 輝きなんて要らないわ 2009.07.10 Friday
いぎょう と びじょ
ずっとジメジメしているわけにもいかないので 漫画を描いてみたいななんて思ってみたり 人形サイズのゆかたを作ってみようかな なんて思ったり 思うだけはいっちょ前です。 漫画を描くなら純愛ものがいいな。 |
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